アフターコロナの研究インフラ調査
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概要
調査時点(2020年7月~8月、2021年1月~2月)においての公開情報、ヒアリング情報を基に主に研究現場での対応状況をまとめた。
オフィスではリモート化が進んでいるが、工場・研究所は立地が郊外ということも幸いし操業継続。ヒアリングでも設計以外はリモート化が困難である声が大半であった。設計業務、監視業務に関してのリモート化の事例は多数あり、着実な進展がみられる。Industry4.0、Society5.0などで、重要なキーとなる、サイバー側の技術の進展は加速されている。
大学については、依然学生が登校できない状況が続いている。
目次
- 目的
- 調査範囲
(1) 基礎調査(Web情報調査、文献情報調査)
(2) 住友化学各研究所へのアンケート
(3) 住友化学以外の研究機関へのヒアリング - 調査結果
(1) コロナ対策のガイドライン等
(2) 他業種でのコロナ禍初期の対策情報の特徴
(3) 社内アンケートおよびWeb情報調査・文献情報調査結果の概要
(4) 他所のヒアリング結果 - 研究所アンケートで見られる課題案件
- その他情報
(1) 感染経路解明の検討・工学的な対策研究・実証研究
(2) 公開情報から見る、実験現場のテレワーク対応 - まとめ
(1) 住友化学各研究所のコロナ対策状況
(2) 他社の対策との比較
(3) 実験のリモート操作、リモート指示の有効性